アフターサービス After service
〈ウイング車をお使いのユーザーの皆様へ〉安全にお使いいただくために
ウイング車は油圧機構を採用している為、
1回/月の自然降下確認点検を実施して下さい。
ウイングの自然降下の確認方法
ウイングを50cm上げて10分間放置し、10cm以上、下降した場合はウイングの自然降下です。
※ウイング自然降下が確認された場合は、下表を参考にすみやかに修理願います。
- 原因
- 油漏れ
- 油圧系に空気混入
- チェックバルブ不調(コンタミ噛み込み)
- シリンダーの不調(Oリング摩耗、ヘタリ)
- 対応
- 接続部の締めつけまたは、部品交換
- エア抜き
- 分解整備、又はチェックバルブ交換
- シリンダー交換
年に一度のオイル交換をお願いします
オイル交換しないとどうなる?
油圧機構の寿命が低下し、ウイングが自然降下することがあります。
- モーターに負荷がかかると故障してウイングが動かなくなります。モーター交換
- 電磁弁の故障でウイングが動かなくなります。電磁弁交換
- ウイングが自然に降下していきます。シリンダー交換
このような不具合を起こさないように年に一度のオイル交換をお願いします
危険行為はしないでください
-
不安全作業はしないで
ウイング開放時、側面から体を入れての、のぞき込みはしないで下さい。又、不安全作業はしないで下さい。
-
ウイングそばでの作業時気をつけて
ウイング稼動範囲での作業時、注意願います。
早期メンテナンスで、トラブルを未然に防止しましょう。
お車の取り扱いや手入れを誤りますと故障や事故の原因になります。取り扱い説明書を熟読して頂き記載事項の遵守をお願いいたします。
特に警告・注意・アドバイス等の記載事項は重要な内容を記載してありますのでご確認ください。閉め忘れ防止装置(スターターロック)について
当社の車両にはウイングを開けたまま走行できないようにする為、閉め忘れ防止装置(スターターロック)が装着されています。
注:ウイング閉め忘れ警告灯及びブザー
左右どちらか、又は両方のウイングが完全に閉まっていない状態でエンジンキーを回すと、“ON”の位置でハンドル左側のダッシュ板にある警告灯が点滅し、同時にブザーが鳴ります。エンジンが始動しない場合はまずこの警告灯が点滅しているか確認してください。またウイング閉操作をした後は警告灯が消灯し、ブザーが鳴っていないことを確認してください。
ウイングを開けた状態では絶対走行しないでください。シリンダーやウイングを損傷させたり、大事故発生の原因になるおそれがあります。